フロントガラスを拭いて亀裂の状態をよく確認してから作業に入ります。

飛び石の衝撃でガラス表面の欠損した部分をドリルで綺麗に整え、
レジンの圧入の際の通り道を作ります。この作業は慎重にしなければいけない工程です。

インジェクターの中に圧入するレジンが入っています。
当社ではキズや気温によりレジンの色や粘度を調合し、
そのキズが一番綺麗に仕上がるようにしています。

世界No1の真空力、米グラスウエルド社のインジェクターを使用して、
亀裂内の空気、水分、汚れを真空引きで抜き取ります。

圧入と真空引きを繰り返し、レジンをヒビの先端まで完全に浸透させます。
インジェクターの圧力でレジンが入らない場合、ピックで圧力を与えて完全に圧入します。

亀裂内にレジンが完全に浸透した事を確認したらレジンを硬化させます。
360度UVランプを使用してレジンを均等に硬化させる事で仕上がりが綺麗になります。

衝撃点（ドリルをした部分）を埋める工程です。
亀裂内に圧入したレジンとは、違う粘度の高いレジンを使用して
衝撃点を埋めて、UVランプで硬化させます。